地デジテレビにココロオドル♪

昨日の有馬行き。
先週の帰りに次は髪の毛を切ってや・・・と頼まれていたので
病院内の理髪店のおっちゃんに
「今からいける?」って聞いてから父のところへ行く。

土曜日のお昼は10時半過ぎから順々にディルームにつれてこられ
お昼ご飯まであほほどでかいボリュームのTVを見ながら待つ。
父の席は、これまたTVの真ん前なので
ほんまにうるさい。

別に誰も隣の人とおしゃべりに花を咲かせてざわついているわけやないねんから
そない大きい音にせんかて・・・と思うが
たぶん、耳が聞こえにくい人もいてはるのでこうなんやろう。
私はたまらん。

おまけに、リモコンを手にした高齢者は
意味もなく、
他の人に断りもなく、
チャンネルを変える。
TV消したろか?!って衝動を押さえるのに必死の私。

そんな状況から昨日は下の理髪店につれていくので逃れられる。
とりあえず、近くにいてはった看護婦さんに
「髪の毛を切りにいってきます。」って云ってからエレベーターに向かう。

車椅子から理髪店の椅子への乗り換えは
理髪店のおっちゃんが父の脇を抱え
「娘さんは足を持って」と云われて座らせる。

前(ロビー)にいてますと云うて
ロビーのTVをぼわ〜〜〜と見ている。
見ているというか
あんまり見えへん。

3、40分ほどできれいさっぱりした父が車いすに乗ってやってきたので
支払いをしてディルームに戻る。
で戻ったことをナースステーションにいてはった看護婦さんに云いにいくと
父を下につれていったあと大騒ぎになった話を聞く。
「こちらの伝達がうまいこといってなかったからなんやけど、
いてはる人がいてへんし、うわ〜〜どこにいった?って大騒ぎっ」って
楽しそうにいうのは
そのあと、伝えていった看護婦さんが父の居所を知っていたから。

マンネリぎみな職場にちょっとした刺激を与えた父と私。

いつも通り食事をおえ、歯磨きをして部屋につれていくと
「うわ〜〜テレビ、かわってるやん!地デジになっているやん!」と驚く私。

そうなんよなぁ、テレビが外の世界との接点となっている父には
地デジ対応のテレビにかわるのかどうかは深刻な問題やったので
21型の小さいテレビやけど
各自に1台ずつ(当然やけど)はありがたい対応。

ちょいと廊下を歩いてほかの部屋もちら〜〜とのぞいたら
どの部屋の同じ地デジテレビになっていた。
画面もめちゃきれい。
裏側が気になった私は
側面、裏側をのぞきこむ。

左側面にはSDカードの差し込み口とLANの口とかがあって、
これってSDカードの写真とかが見れるってこと?
このLANの口はどういうこと?
うちにあるネットワークHDDはあるメーカーのテレビから
LANでデータ保存ができるとかって取説にあったから
ハードディスクとのデータやり取りに使うん?
ん〜〜〜なんやろ?なんやろ?
SDカードを入れてみたい・・・・とわくわくしていたら
「何を裏側がばっかり見てるねん!」とお父ちゃんが怒る。

お父ちゃんが手にしているこの新しいテレビのリモコン。
電源とチャンネル番号のところだけを開けてあとは
ガムテープで封鎖されている。

お父ちゃん、いらんことしよるからなぁ・・・と思うが
このガームテープの中はどんなボタンがあるん?と気になって仕方がない。

我が家では、
来春、次男の高校受験が終わってから
地デジテレビを買うつもり。
まぁこれは私の胸の中の話。
テレビ自体にはさして興味はないねんけど
それに付随するなんかしらんけど
今までの、いや今も我が家に鎮座しているブラウン管テレビにはなかった
真新しい機能にココロオドル。

しかし、ほんま、よかったなぁ、お父ちゃん。

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