入院先で歯の治療をしてもらっていた。
歯科は常設されていないため、
近所の歯医者さんが、高齢者の歯(たいがいが入れ歯やん)の往診に来てくれはる。
なので、歯医者さんの設備が整っていないところで歯の治療となる。
職工で30年勤め上げたわが父は
まぁ、保守的。
昭和一桁生まれやし、頭が固い。
もともと頭が固いとこにもってきて
脳梗塞のせいかどうかは知らんけど
ますます頭が固く、おまけにますます怒鳴る。
コップを置いたら勝手に水がはいるうがい台もなけりゃ〜
電燈もない、
ベッドになる椅子にも座らされていない(車椅子のまんま)
「こんなとこで歯なんか抜けるかぁ!」と怒鳴ったというのは
本人から聞いていたが
どうもそれだけではないらしい。
それだけやないやろうとは思っていたが・・・・
婦長さんには
「かなり暴言をはかれて歯医者さんも気を悪くされています」と
治療拒否されている主旨をいわれる。
「だいたい、想像はつきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません」と謝る。
誰やねん、親!
だれがこいつ(わが父)を育てたんや?!と
出て来い親!って気分ですわぁ。
わが子3人、とくに上二人に関しては
よそ様に迷惑をかけるようなことは一切せず
育っている。
末っ子に関しては2回ほど、頭を下げに行ったこと有りではあるが
泣きはらしたほっぺたを往復ビンタして
ガンと絞めた。
その後は、お前のおかん、怖いよなぁ〜と周りの子に云われつつ
自粛しつつ遊びほうけてる様子。
こと、真ん中にいたっては
誰からも信頼されていると
小学生のときから懇談で言われ続けられているちゅうのに、
その祖父のわが父や。
高齢のボケも多少ありつつ、
脳梗塞の後遺症でもある怒鳴りもありつつ、
とはわかっていても、
子どもより性質悪いやんけぇ〜〜〜〜と
わが父ながら情けない。
手の掛かる大人をあちこちに抱える私としては
わが子の3人だけでも
自立と自律をしっかりさせ
常識と良識を持って、
かつどんな困難にも耐えうるよう忍耐力と
その回避能力を養わなければならないと
切に感じる今日この頃なのだ。
しかしながら、
何いうてもや、物事に対して柔軟に対応できる心身ってのは
大切よなぁを実感。
とまぁ、仕事先に婦長さんからの電話で、謝罪した私のストレスを
ちょっとここで発散・・・・
80を超えできあがってもうてある人間を変えるなんてことは不可能ゆえ
私の謝罪人生はしばらく続くってことか。
まぁ、しゃ〜ないわな。
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