社会人になった息子の給与を管理する母親

雑記

この春、めでたく就職した息子(同居)の給与振込口座を管理する母親の存在に驚愕しました。
小遣い用口座を作り、息子はそのお小遣い用口座から引き出すようです。
過保護にもほどがあると思ったので、軽く「自分で管理させたら」と言ってみましたが「あったらあっただけ使う子なので」と。
それどころか「私のいうことをよく聞くでしょ?」と順従ぶりを自慢されてしまいます。

社会人になったばかりとはいえ、20代半ばの息子のお給与を管理するなんて思考は私には皆無なのでびっくりしました。

娘を持つ母親の立場としては、母親に自分の給与を管理されて平気な男の子が娘の彼氏になるのは遠慮したい。
また、結婚するなんてことになったときには、そんなお姑さんには要注意です。
母親管理の口座をそっくりそのままお嫁さんに引き継ぐ潔いお姑さんならまだ考える余地はあるかもしれません。
妻がお金を管理することに抵抗のない夫という図式が想像できるからです。
しかし、ここまで管理する母親が仮に通帳はお嫁さんに渡したとしても、ことあるごとに何かしら口を出してきそうな気がします。

一人っ子ゆえ、そこまで手をかけてしまうのかもしれませんが、一人っ子だからこそ親がいなくなったあとのことを考えて、しっかり自立させるのは本当の愛情のように思います。
50歳になってお金の管理をするようになったとき、「あったらあっただけ使う」可能性を危惧したら、今、ここでお金を管理する力をつけさせるという思考にならないのが不思議です。
いや、社会人になるまでお金の管理ができるように育ててこなかったという点を暴露しているようなもので、それは恥ずかしいことのように思います。

そして、自分の給与も管理できない人に社会人としてちゃんとやっていけるのかも疑問です。

 

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