認知症、進行している?

月曜の朝になると義父から電話がかかってくる。
義母が
足を痛がっているとか
病院に行くとか
熱があるとか
で、ディを休むという電話。

ブルーマンデーってやつでしょうか?

そんな日も結局遅れて迎えに来てもらったら
午後からは元気になっているという。
やっぱりブルーマンデーやん。

そして、この月曜も足が痛いというから車で病院に連れていくという。
お義父さん、車は乗ったらあきませんよと私。
どうして?と義父。

これがわが父なら
あんなぁ、車運転して警察沙汰になったらこっちに迷惑かかるねん、
乗るな!っていうてるのがわからんか!!!と
シャウトするところやけど
ぐっとこらえる。

っで、ここは大事な1人息子の出番。
旦那から電話をかけさせるからというと
自分から息子に電話をかけるから携帯番号を教えてと言われる。

っで090〜〜〜と言い
復唱しはるまではよかってんけど
最後の4つ。
はじまりは5やのに、何回訂正しても0と言う。

お義父さん、最初からいうからねと
090〜〜〜と最初から言うと
同じように小声でいい、
そして再度、復唱しはると
やっぱり5を0といわはる。

あ〜〜これはメモにはちゃんと5と書いているが
口に出すときに
自分では5と言うているつもりが0になっているんや。

この番号のクダリだけで5分。
今から仕事やっていうのにやってられへんから
ほんだら・・・・と電話をきる。

しばらくして旦那に電話してみると
義父からかかってきたらしい。
(ちゃんとかけれているやん)

車に乗る云々は旦那があかんというとすぐに
わかったっと引き下がったらしい。
引き下がったんならまぁええ。

そして、
車云々のことを誰と相談したんじゃ?と義父が聞いてきたから
旦那は○○(私の名前)と言う。
○○って誰じゃ?って尋ねる義父。
○○は○○や・・・とそのやりとりをしばらくして
やっと思い出したか
あ〜〜奥さんか?と旦那は聞かれたらしい。

旦那が私に言う。
お前のこと、忘れかけている。
そりゃそうやろ。他人やもん。
だいぶん、ひどく(認知症具合)なっているよな?
そやな。きてるな。

義母にいたっては
スイッチが入ったときは
義父にむかって
それは○○さん(義父の名前)の大事なものなんじゃ、こっちに寄越せ!と
義父が持っている預金通帳を奪い取るらしい。
夫婦も他人やから、しゃ〜ないわな。

そんなこんなで思うこと。
今まで、聞いたことがなかった
義父の両親が何歳で亡くなりはったとか
義母の子どもの時分の話しとか
昔話をやたらしだす義父母。
ときどき、姉妹がらみの昔話をする母。
いっこうに昔話をしない父。

認知症がひどいほど昔話の頻度が多い。
一番、認知症になるであろう環境で生活している父が
頭の中はまだイケテル。

孫(娘)の就職の心配、
孫(次男)の高校の心配、
孫(長男)に免許証を取らして自分を乗せてもらう魂胆。
そして、
和歌山も大変や(先日の台風で)東北も大変や、
地震も台風も止めれるやつが首相になれ!とぼやく。
いや〜〜天災を止めれるやつはおらんやろ!と思うが、
こういうむちゃなことは昔っから言うてるからぼけていない証拠。
いまだ健在ってこと。

唯一、脳梗塞の後遺症による左側の認識がイカレテいて
体が不自由なだけで気持ちは前を向いている。

そして
昔話をしだすとあかん。
ボケてきたってことやでという仮説を私は立てる。
これ、当たっていると思う。

気持ちが後退しだすとあかんってことや。
前進あるのみ!

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