坊ちゃん






若かりし頃、読んだであろう、実家から持ち帰った”坊ちゃん”

えっほんまに読んだんやろかというぐらい
初めて読む感じ。
その頃(遠い昔)は、あんまり印象に残らずだったのであろうし
たぶん、あんまりおもろいとも思わず
ただ読んだ・・・というだけやったのだろうと想像する。

それが、今は
まぁ、おもろい。
ナイスやなぁ、坊ちゃんという感じ。

冒頭の親譲りの無鉄砲・・・というクダリは
有名ゆえに記憶にあるが、
なんというか、坊ちゃんの言うこと、考え方に共感し
やれやれ、坊ちゃん、
いけいけ、坊ちゃんと心中応援する。

学校では、嘘をついてはいけないと教えながら
坊ちゃんが籍を置く職場(中学校)では
その教員が嘘をついている。
それが世の中を上手くわたっていく術であるなら
学校で嘘をつくことを教えるべきだという
坊ちゃんのまっすぐさに大いに共感する。

何がおもろいってこのお話に出てくる校長先生に
坊ちゃんは”狸”とあだ名をつける。
このクダリなんて、大笑い。
また、この”狸”がのらりくらりと逃げ口上を述べる。
赤シャツとあだ名をつけた、女々しい教頭にいたっては
ああいえば、こういうと口ばっかり達者のせこいヤツ。

笑いが出るほど、似た人物知ってるしぃ〜〜と
ますます、私は坊ちゃんを応援する。

先に読んでいた長男に
「坊ちゃんってめっちゃおもろいなぁ」と同意を求める。
あ〜〜〜去年、読んどけばよかった。

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