浴衣を着せて最後の試合

長男の引退試合が11時40分からと。
なので、10時半すぎには出発。
加古川の花火大会に行く娘に浴衣を着せてからというスケジュール。

昨日のオープンキャンパスの帰り、
ちょうど神戸の花火大会日だったのもあり
三ノ宮界隈は浴衣姿の女の子がうろうろ。

浴衣姿を見つけるたびに帯チェック。
ちっちゃな蝶々の帯、出来上がってるもんをぴっとさしているだけという帯が多く、
半巾帯を巻いてる風の子は少ない。

なんしか、背中の蝶々が小さいってイメージなので
ん・・・先日の予行練習の片蝶々結びを変更しようと
昨夜、晩御飯のあと
わが身で二段蝶々結びにチャレンジ。
ユーチューブで見たのを真似ての話なんやけど、
これがまぁ、思いのほか上手くいき
これならプチ兵児帯を後ろにもってきてそれでボリュームを出すのもありかと
2度3度、練習。

本番の今朝、帯に行き着くまでの
浴衣を着せるに手間どう。

補正用のタオルも紐を縫い付けて準備万端だったが
タオル一枚ぐらいじゃ腰にボリュームもでず、
昨日の三ノ宮での浴衣美人を参照に
ぐっと丈を短めにしたもんやから
お端折の始末やら背中中心をあわすやらに汗だくの私。

どうしてもお端折にギャザーが寄ってしまう。
それをなるべく脇にもってきて前後はすっきりと思うが
そうすると脇のギャザーが余計に寄る。
娘には
「着物はどちらかというと肉付きのいい人向きやからなぁ」と
私が昔、呉服屋さんに云われたことをそのまま云う。

やっとこ浴衣を着せて、帯に入る。
昨夜の練習のおかげで帯はすんなりと締める。
蝶々2段結び

プチ兵児帯を後ろで結ぶので前はすっきり。
なので、浴衣用かごバッグについていた飾りを
帯に挟む。

後ろは[下]
蝶々2段結び+プチ兵児帯


プチ兵児帯で飾る前に帯だけの写真を撮ればよかったと後悔。
我ながら、めちゃ上出来な2段蝶々結びやったので。
おもろいぐらいにちょいちょいと簡単に出来たというか
帯を扱えた。
なんかコツがあるのやろうなぁ。
そのコツを手に入れた感を味わう。
思わず、うわっ芸術作品と自画自賛したぐらい。ほんま能天気な私。

先日、デパートの浴衣売り場のおばちゃんに教えてもらった、
帯を上に持ち上げる為のちょっとしたポイントを思い出す。
小さいタオルハンカチを帯に挟みこみ持ち上げる。
それを実行したら、すばらしくええ感じに
我ながら惚れ惚れ。
だが、その2段蝶々結びはプチ兵児帯の下。

先日の片蝶々結びに比べたら蝶々の大きさが小さいのは画像でもわかるかなぁ・・

ちょっと半巾帯びが癖になりそう。
いろんな結び方をマスターしたくなる。

娘に浴衣を着せたあと
自分の出かける準備をして旦那と2人で長男の引退試合を観に行く。

いやはや、息子が出た(出してもらえた)のは
試合終了2分前。
すでに1クォーターめで負けていて、ずっと追う試合だったので
今日は出してもらえないと諦めていた。
ここまできたらどないがんばっても負けるという時間ぎりぎりになって
やっと名前が呼ばれコートの中にはいる。

引退試合なので出してもらえたのだろうと思う。
顧問の先生に感謝。

息子はといえば、ファールで相手に点を入れられるというミスをしたが
それもOKや。
なんしか最後の試合に出て、なにもせんで終わるより
足跡を残したこと。それでいい。
3年間おつかれさま。ほんまよ〜がんばった。よかったよかったと岐路に着く。

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