その時点での状況をずっと維持できるから、
偉大な人こそ、そういう終わり方が似合うのかなぁと
マイケルジャクソン氏の死に思う。
あのジェームスディーンにしても
ずっとあのピュアな感じのままで人々の心で生き続けているもんなぁ。
ピュアといえば尾崎豊氏も。
自分の体が資本の商売の人というのは
どう老いていくかって課題やろうし、
特に美を追い求めていた人にとっては切実なんだろうし。
娘が「今年は偉大な人が若いうちに亡くなるなぁ」というていたが、
別に今年に限ったわけでもないはず。
どちらにしろそこで突然に終わる人生というのも
またそれはそれでその人の人生であろう。
スポーツ選手が惜しまれて引退するとか
この場合は自分の意思で決定できるが
突然人々の前から姿を消すこと。
それは死ではないけれど・・・・
突然の死(別れ)というものほど
人々の心にずっしりと残って
以後の彼の人生(存在は空の上だが、人々の心や思いの中で行き続ける人生、
いや実在していても大衆の前から姿を消したあとの人生)は
とても素敵な状況のままというのは
ある種、幸せな人生とも云えるよな。
ただ、家族はまた
別の感情を持つだろうから
どんな老い方であろうといつまでも生きていてほしいと願うはず。
なので、今ここで一つの区切りをつけた
忌野清志郎氏やマイケルジャクソン氏は
次のステージで別の形で楽しませてくれるはずと願う。
私の中では子供頃に見たジャクソンファイブ。
リードボーカルを取るとても小さく髪の毛がくるくるの男の子が
大好きだった。
そんなマイケルジャクソン氏のご冥福を心よりお祈りします。
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