ケツを揃える

先日の定期試験が返ってきた。

380点を目標に掲げた次男。
360点前半とちょいと及ばずの結果。
特に社会の点数が低い。
部活停止になる試験直前の土日が
公式試合のため(出場やなく応援)勉強時間がなかなか取れずだった。
それも多少影響しているであろという点数。

まぁ、トータルは前回よりあがっていたのでよしとしても
社会の答案用紙を確認してみる。

時間が足らず覚えるに至らなかった箇所は致し方ないとしても
グラフから読み取り計算して回答するという設問に×はないやろ・・・と。

そうなのだ。
計算が出来ていないのだ。
大体、中学生の社会や理科に出てくる計算はさして難しいものはない。
それに、これって結構、実生活、社会に出てから使うものが多かったりする。
なのでここは押さえておかなあかんでと一緒に勉強する。
デジカメ生産率の問題なんやけど
全体が○○○万台で日本はその19.6%で何万台?っていう設問。

掛け算?割り算?ってところから問う?
割り算って答えられ
え〜ちゃうやん。
掛け算やでという話で説いて行く。

整数と小数点ありの掛け算を筆算する段で
私が整数と小数点あり数字のケツをそろえて計算しだすと
次男坊主が
母さん、ちゃうで。と

次男は位を揃え、整数に小数点以下をつけてケツを揃えるという。

このあたり、年代の違いで計算方法がちがうこともありかと
長男に確認する。
長男は私と同じやり方を云う。

なんでや?
5,6年は担任が同じゆえ、同じやり方を教えてもらっているはず。
この計算は3,4年で習うの?と
いつ習った?って聞くが
覚えていないという。

こと勉強に関しては柔軟性に欠ける次男に
今更、ケツの揃え方の修正をしてややこしくなってもと
それはそれで進めるが
長男から
母さん、これ数字がややこしくなるともっとやりにくくなるから
今のうちにやり方を修正したほうがいいでとの意見。

リアルタイムに次男の2年先を勉強している長男の意見は貴重やと
修正案を提案するが次男は拒否る。

せっかく覚えたのにわからんようになる・・・と

いや、今、ここで修正したほうがええねんって
ケツ揃えるのは一緒やん。
アンタのやり方やとまちがえやすいし
手間なだけやでと説得して承知させる。

しかし、なんで2年違いでケツの揃え方が違うねんということが不思議。
それになんでややこしい方を教えるねんっと。
小学校で教わる計算方法。
例えば、繰り上がりの足し算とか・・・
どう考えるかであとあとに関わってくるやん。

数学はいろんな考え方がありつつ答えは一つ。
学校で教えるのは合理的に簡潔なものであるべきやないのかと・・・

長男の数学的思考は合理的で簡潔。
ゆえに今回の定期試験も98点という高得点を獲得。
思わず拍手したが
そのあとに
100点が5人いてたって先生が言うたはった。
にキレる。

え〜〜あかんやんと叫ぶ私に

でも僕、クラスでは1番やで・・
といわれても
クラスで1番は関係あらへん。学年で8人か9人だけやで10もらえるん!

さらに私は詰問する。
っでどこを間違うたん?

ちょっとミスした。

アンタなぁ、わかってないなら仕方ないとしても
わかっているのにちょっとのミスほどアホらしものはないし
そのちょっとミスが命取りや!
とシャウトする。

わかってるって・・・・と長男、むっとする。

そりゃ〜そうやわなぁ。
98点で親にシャウトされたら、どないせぇって話やわなぁと思う私はー

98点でオカンに怒鳴られたらやってらへんわなぁと
同調する。

世の中は厳しい〜〜ったらないわ。

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