ベスト4

次男が所属する部活。
そのチームがこの夏、府の大会でベスト4にコマを進めた。
明日、勝てば決勝戦進出。

次男は2年生やしそんなに上手くもないので
応援組。
一つ上の3年生チームが強い。

その強いチームの一つ上が長男のチーム。
ここは去年、この同じ大会で1勝。
このチームの公式試合での最初で最後の1勝。

私はこの試合と次の試合を観戦しに行ったんやけど。
次男よりもひとつ、いやもふたつぐらい運動神経が鈍い長男ゆえ、
弱くたって私にしたらこのチームでよかったと思っている。
だからこそ、長男も3年間在籍できたのかもと感謝している。
部員の人数も少なく、
バスケをやっているわりにそんなにやんちゃな子もおらず、
こじまりまとまっているチームで、
だからこそやっとの1勝やったのかもしれないけど、
わが息子はその中でもとりわけ超ボンボンであった。
人が持っているボールを取ってなんぼのゲームで
人のものを取る根性がない。

ただ、最後の試合。
これでもう勝つ見込みがないというラスト2分になって
呼ばれるまで
ベンチの一番端っこに座っている彼の根性は
ある意味凄いとは親ながら
涙ながらに思ったことが今でもよぎる。

娘の年代のバスケ部も強かったが、
強いチームは結構ヤンチャもする。
今のチームも1年生のときは結構ヤンチャをしたらしい。
それからみても、
長男のチームはそんなヤンチャがなく、だから弱かったのかと
そんな方程式はないやろうけど
そう思えて仕方がない。

そんな下手っぴな長男は
それでもバスケが好きで高校生になっても迷わずバスケ部を選んだ。

去年の
言葉悪いが、へぼいチームの中でも一番へぼいわが兄(事実だから仕方がない)と
今年の強いチーム。
そこには友達の兄が二人所属していて一人は副キャプ。

次男坊主は
バスケが上手い兄貴のほうがよかったと思っているのか、
そんなことは話題にしたこともないけれど、
こういう感触は母親やから持つのか
当の本人達はたいして何も感じていないのか。

母親の私にしたら
ベスト4って凄いと思うが、
ちょっと複雑だったりする。
これが次男のチームやったらまた違うかもしれないけれど。

でもまぁ、ここまできたら優勝して府でトップにならな[びっくり2]

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