手を焼かされる親父。

旦那が親父というから私も旦那との会話では親父と呼ぶ、義父。毎日ように仕事の合間に親父に電話をする旦那。大阪への引っ越しを説得するがすでに説得すべき言葉は完売。同じことの繰り返しらしい。そして、昨日は義母は日と水以外毎日、親父は水のみお世話になっている小規模多機能ホームのケアマネ兼ヘルパーの方に、「大阪行きを相談してみる・・・・」と親父が言ったそう。

 

なので、夜、旦那がそのヘルパーさんに電話をして、親父がその話をしたら、「二人だけでココでの生活は限界、すぐにでも大阪に行くべき」と口添えを頼む。そして、それに向けて水面下で動いているこっちのホーム入居時に必要な健康診断書依頼のため、病院受診をすること。それについてはそのヘルパーさんのところで必要ということで口裏を合わせてもらうよう、またヘルパーさんにはアセスメントシートのお願いとお願いだらけの電話をする。すべて、私の指示ではあるが、親父との交渉をしている旦那がヘルパーさんに直接いうべきとそこは投げる。

 

そして、電話を切ったあと、旦那が言う。「ヘルパーさんがみんなの前でおふくろが親父のズボン下をはいていたことを公表した」って。「え〜〜そんなことはせんわ。私がちゃんとした格好で行ってるかどうか聞いてやっとズボン下のこと言いはってんで。それは親父の妄想や。」「そうよな・・・」と旦那。

 

ていうか、親父は自分のズボン下をおかん(旦那がいう)がはいていることは知っていて、それは、「わしのズボン下のほうが温いからじゃろ」と親父は言うていた。親父はそれを良しとしていたのに、何を今さら・・・。

 

義母は認知症になる前から大きなことを決めるときは父と息子の交渉でそこに義母は自ら望んでか義父が入れないのかわからないけどあまりタッチをしない。認知症になってからは難しい話はノータッチ。中途半端な状況ながら明らかに夏より進行している義父には手を焼かされる日々。

 

大阪行きに関しては大金が絡む話ゆえ、ここは実の親子で話すしかないってことで、私も軽〜くノータッチ。裏ではあれこれ手を回しているが。お金の管理という点ではすでに親父もかなり危ない。夏に私が同行した銀行のこともすっかり忘れている。そのときに確認した親父名義の定期の通帳が見当たらん。見当たらんどころかそんなものがあったことすら記憶にない。ここは認知症の親父をつれて取引のある銀行周りをして現在残高の確認を急ぐべきと旦那に叱咤。

 

そして、いよいよ、成人後見人の手続きをしやなとマジで思う。夏に一度、ざ〜と調べたが、行政書士さんに頼む必要もなくこちらで手間をかけたら出来そうやったで、本腰を入れて手続きの方向に動かなければ。

 

ボケた親父は通帳が50冊やら100冊あるやら豪語しているし。いや〜それは通帳記入が満杯になっている通帳も含めてってことやろ。それを含めたらうちでも20冊はあるちゅうねん。

 

私は旦那に言う。「仕事で必要やっていう機材、親父にお金は返したけど年開けたら買うから。」「えっお金あるんか?ええんか?」「お金はなんとかする。仕事に必要なものは借金しても買うべきやろ。そのかわり、その分、気合い入れて働かなあかん。私は田舎の二人みたいな金銭感覚やないから。使うべきところには使う。特に、知識や経験を得るためには使う。だから、(娘を)オーストラリアにも留学させたんや。」というて、またAmazonで本を注文する私。

 

てなことで、今日は月末。支払日。ど〜んとお金が飛んで行く。お金は回さなあかんねん。経済活動を活発にするためにはお金を回さなあかん。しやけど、しょうもないことに使うやつは論外。私の友達の義父なんて、会ったこともないじじぃやけど、毎夜、飲み屋で散在してるらしい。そこで何を得ているのか?うちの義父みたいに出し惜しみするのもどうかと思うけど・・・

 

さぁ、仕事しょ・・・

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