まる子だった




これは次男リクエストで買った夏の文庫本フェアの一冊。

日曜日の夕方、サザエさんと同格になった感のあるちびまる子ちゃん。
作者そのものがまる子ちゃんだったという読み物。

私より少々年少のまる子ちゃんゆえ、
時代設定には懐かしさがよぎる。
まる子ちゃんそのものの作者のまる子ちゃん時代の数々の
お話で、まぁ単純に笑えるしおもしろい。
だが、これをそのまま真似てもらったらあかんでと
わが次男坊主に思うわけだ。

まる子ちゃんは、まる子ちゃんゆえの非凡さが後にまる子ちゃんとなるわけだが
うちの次男坊主は凡人そのもの。
まる子ちゃんの〜しっぱなし人生など真似てもらっては困るというものなのだ。

なんでもかんでもやりっぱなし人生を
〜しっぱなし人生と母親に叱咤されるまる子ちゃんには笑ろうてもうたが
ふと、そこにいてるわが次男坊主もやりっぱなしやんかということに気づく。

あかん、あかん、あかんでぇ〜〜
まる子ちゃんやからええねん。
非凡な才能ゆえ許される。
アンタはただの凡人。やりっぱなしはあかんと、
アンタはまる子ちゃんにはなられへん。

そんなヤツは
「なぁ、”もものかんづめ”買って来てぇ〜やぁ〜」と云う。
いや、単純にこの”まる子だった”はおもしろかったから
私も”もものかんづめ”を読みたいとは思っている。
なので、夏休みの宿題が完了させてからなっ。

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