長男の試合観戦・・・初勝利♪

先週の日曜日、長男の部活。
試合を初観戦した。

もうすぐ引退する。
今まで、ずっと行かなかった。
なんせ、未熟児で生まれ、幼稚園のときは週末になれば発熱。
かかりつけの医者には
「小学生になっても体育の時間はいつも見学ってなるかも」といわれるぐらい
体力がない。

おまけに運動神経もない。

小2の夏から通い始めたスイミングスクールのおかげか
徐々に体力はついてきたものの
姉弟の中で一番弱い。
精神力でもたしているようなもの。
そんな彼が
小6のときにちらっと参加したミニバスで
バスケに魅了され
中学生になったらバスケ部に入ると。

担任には
「ん・・・・・・運動神経もイマイチやし、
人のものを取るというスポーツは性格的に無理やないかなぁ」と
心配される。

本人の意思は固く、
それでも仮入部するのに誘い合わせる友達も居ず
なかなかバスケ部の練習に足を運べずに日が過ぎる。
思わず
「母さんがついて、うちの子、バスケ部に入れたってなんて
あほなことできんしなぁ。自分で勇気だして入部しな」と叱咤。

そんな話を家庭訪問でしたら
担任が気をきかしてくれはったようで
すでに仮入部している面識もない隣の小学校出身の男の子が
放課後、誘いに来てくれて
めでたく入部。

練習参加初日に突き指かとおもいき骨折。
ドンくさ・・と内心思うが
それでもめげず見学で練習に参加。
その後、
「手を使わんかったら体を動かすのはかまへん」とのお医者さんの言葉に
筋トレや走り込み後見学の日々。

結構ハードな練習と
長男の学年にはあまり人気がなかったバスケ部
結局、同じ小学校出身は誰もいず、
隣の小学校出身に混じって
帰る方向も正反対で
マイペースな性格も手伝って
一人浮いてるやろうなぁと想像する。

人より少しでも早く行って練習して上手くなりたいと
朝練で6時前に家を出る日々
当然、お弁当作りの私は4時半起き。
ちゃんと冷ましてからと思うとその時間に起きる。

練習をサボることもなく
コツコツやっていても
天性の運動神経のなさはそれをカバーできず、
さぼりがちなメンバーのほうがどんどん上手くなっていく。

「前の自分より上手くなっている、それでええやろ。
人と比べんでもええ」と慰める。

2つ上の先輩。
同じ小学校出身のその男の子も
どうも息子タイプだったらしく
やたらと目をかけてもらう。
山の中腹にある神社までのランニング。
帰り道、気分悪くなった息子をおぶって学校まで帰ってくれたその先輩に
「絶対にやめたらあかんで」と。
偶然にもその先輩の親御さんと私は知り合いで
運動会のときに出会い、
その先輩が息子のことを可愛いと気にかけてくれていることを聞く。
自分と似てるから気になるらしいと。
そんな先輩との出会いも経験。

部活以外でも集まって練習したりと熱心なのはいいが
一人別の小学校出身、
どちらかというと個人主義(協調性はあるので団体の中では自分を殺す)、
下手っぴ
ゆえ、心無い言葉を言われたりもしつつ、
それでも、練習は休まない。

ここまでくると
根性やなとそばにいながら思う。
芯はしっかりしている。
信念は貫く。
私の子や。

周りの友達には
バスケ部って意外やなぁって言われる。
人の目なんて気にしない。
僕はバスケがしたいねんという思い。

それでも、スポーツというのは理不尽なもので
どんだけ真面目にコツコツしていても結果は出ない。
おまけに人のボールを取るという、そこに遠慮が出る性格。
唯一恵まれていたのは、同じ学年の部員は6,7名ということ。
なので、試合にはちょろっとだけでも出してはもらえる。

2年、3年となり後輩がはいってくると
当然、上手な後輩に抜かされ
2年生が試合に出ているのにベンチに座っている。
人数が少ない3年生なので
ユニフォームは与えてもらえる。

親としてはなかなかそういう姿を見るに忍びなく
試合を見に行くこともせずにいたが、
今回、キャプテン’s母にお声をかけていただき、旦那と行ってきた。

想像どおり、いつ出してもらえるのであろうかという感じで
ベンチに座っている。
我が子が出やんでもいいかと開きなおり、
3年間一緒にがんばってきたメンバーの走る姿に声援を送る。
っが、息子2人がバスケ部やというのに
去年ミニバスのお世話係をしたというのに
イマイチ、ルールを把握できていないわが夫婦。

「えっ今のはどういうこと?」とかいいつつ・・・

何回目かの休憩のあと、
息子が呼ばれてメンバーチェンジでコートに入る。
たぶん、勝っている試合だったのと
ずっと走り続けているメンバーを休憩させるためだろうと思うが
それでも、待ちに待った息子の走る姿に
目がうるうるする。
我ながら親ばか。

コートの外の顧問の先生からは
「強気で行きや」といわれる息子。
ほんま誰がみても、奪い取るという意気込みがいまいちで、
根の優しさが見え隠れし、
それが親の私には優しさより根性なしに見える。
根性がなければ、3年間も続けられるわけではないので
根性なしではないのやけど。

キャンプテン’s母は、
「うちの長男に似てる。」と
「運動神経はいまいちで団体の中に入るのも苦手。
でも芯はしっかりしていて真面目。
そんなタイプやない?」と
そして
「たぶん、この3年間、しんどかったと思う。
よ〜がんばってきたと思うで」と
息子を理解している言葉をかけてもらう。

すぐにまたベンチに戻った息子は
それでも走り回っていたので
必死に水筒に食らいついていた。

その試合、息子の学年が主力メンバーでのチームでの
公式試合初勝利を飾る♪

高校生になっても
バスケ部に入るという息子。
「なにがそんなにおもろいの?」と聞く。
毎回、試合に出て活躍できてたらそれもわかるが
そんなこともないのに、なぜそんなにバスケにこだわるのかが不思議

下手でもなんでも
何かスポーツをやっているということだけでも、よしとしよかと思うことにしているが、
親というのは欲ボケで
次から次へと欲を出す。

人間ができてないってことや、あかんなぁ。
欲ボケは醜い。気つけよ・・・とわが身を叱咤。

そんな息子も8月2日の公式試合を持って引退となる。
いや、この日勝てば、引退は延期になるのだが
みなの見解はこの日が引退試合らしい。

息子は去年もその前の先輩も
この日は勝って次で負けてる。
だからそこまで行きたいと願っている。
自分が試合に出してもらえるかどうかが問題なのにだ。
その辺の心理状態というのは
そのスポーツをこよなく愛して
チームが勝つことを一番に考えるというところなんやろうなぁ。

この3年間は、しんどかったやろうが
それ以上にいろいろ経験して成長させてもらえたと
今はただただ
「よ〜がんばったなぁ」と思うしかない母親の私。

中学高校と6年間(実質5年とちょっと)バドミントン部でがんばった娘も
一足先、5月に引退した。
彼女も運動神経はイマイチ。
部活のことを一番考えていると先輩の推薦で
最後の年はキャプテンもさせてもらった。
彼女も彼女ながら、随分と成長した。

勉強だけがすべてでなく、
学生時代に味わえる部活というのは
とても意味があると上2人を見て思う。

今時、高校生になったらバイトするねんってのが多い中、
少ないお小遣いでがんばってきた娘に乾杯[キラキラ]

上2人を見習って末っ子坊主もわがの信念を貫くことを切に願う私なのだ。