左利きゆえ・・・

長堀橋の職場は
書類にハンコを押す作業が結構とある。
社判やったり角印やったり、
割り印やったり・・・

左手にハンコを持つ私を見て、
「えっ左利き?」と毎月のように云わはる営業マン
(え〜それ先月も聞きはりましたやん)と思うが
「はい、鉛筆とはさみとお箸は右で使えるようにしてもらいました」と
先月と同じ返事をする。

鉛筆、はさみを右で使うから
左利きとばれることはなかなかない。
というか私の左利きを見抜く人は
その人自身が左利きか家族なり近親者に左利きの人がいてはる人がほとんど。
あとは観察力の鋭い人ぐらい。
昔、私がトランプをくるのを見て「左利き?」って聞いた人がいてたが
観察力が鋭い人って思った。
小学生のときに
私の雑巾を絞る手を見て「左利きなんやね」とおっしゃられた
担任の近藤先生はええ先生やった。
私の左利きを見抜ける人は侮れんと子供のときから思っている。

子供のときは
“ぎっちょ”なんて差別用語に
あかんあかん、左利きは公にしたらあかんと思わされたが
へん[プチッ2]
今は”レフティ”ですぜと胸をはる。

一時期、右脳がもてはやされたとき
左利きは右脳が発達しているとか、嘘かまことかわからんネタに
やたら噛み付いてきた友達がいてて、
右脳も左脳もどうでもいいやんと
それよか、右手で鉛筆もって左手の消しゴムで字を消せるって技は
左利きを鉛筆は右って矯正させられた(この否定的言い草はあかんわな)人のみが
持つ[びっくり2]と豪語はした。

両手を合理的に使えるってことを強調。
なので左利きの子供は右手でも使えるように
右利きの子は左手でも使えるように
ってすればいいねんと力説もした。

わが子に字を書くときは左手に消しゴムを持っといて
間違ったら左手で消してみと練習をさせたことがあったが
「左手で消しゴム使われへん」と3人ともが云う。
「左手で消しゴムも使われへんの[びっくり2]」と
子供のときの”ぎっちょ”ゆえ、無理から右手で字を書く練習をさせられた思いを
いまさらながらぶつけるという、なんちゅう母親やろ・・・・私。
極めつけに
「左手で消しゴムも使えんのにえらそうにしたらあかんで。
悪いが母さんは右手でも左手でも使えるねん。」と誇示する。
消しゴムごときで誇示してどうするねんって話やけど。

mixiの左利きコミュニティに参加しているが
折りたたみ傘をたたむとき
どっちの手でたたんで留めるかというネタがあった。
そんなんどっちでもええやんって思いつつ
食らいついたが
そのネタによると私は右利きのたたみ方になる。
っていうか、世の中のたいていのものは右利き仕様にできている。
右利き仕様のものは私は右を使うもん。
どっちなといけるもんと力がいるもんは左と使い分けてる。

左利きの人が左利きをええように特別視するのんって
血液型がBとかABの人がそのマイノリティぶりを自慢するんと同じやろな。
A型の私は
A型やからとそこに拘ることはなく、左利きやねんってことには拘るのは
マイノリティが好きな私ゆえ。
まぁ、人間が小さいってことですわねぇ。
なにか囚われることでそこにアイデンティティを見い出すということです。