7時半に旦那の実家から電話。受話器を取ると無言。
「もしもし!」と私。
「みっちゃん?」と義母。
ナンバーディスプレイやからどこからの電話かは分かっているが誰からかまでは家電なのでわからない。
「おかあさん、おはようございます。」
「おはよう」とここまではよかった。
「私・・・大阪に行くの?」と義母。
「そうよ。待ってるよ。」
「それはいつ?」
「6日からよ。なんで?」
「私、お世話にならないけないような病気でないし、迷惑かかるでしょう。だから行かない。」
エッ、何いうてるん!もう契約したし・・・・
「そうなん?でも、待っているよ。お母さん、来てちょうだい。」
「それ、お父さんも一緒?」
「そうよ!お父さんと一緒に来て。」と声を大にして言う。
なんせ、お父さんと一緒ならどこでも行くということで大阪行きをすんなりOKした義母なので。
そしたら、小声になった義母が言う。
「あのね、あの人(義父のこと)、いろいろうるさいの。一緒に行くの嫌!」ときた。
え〜〜〜やっぱり、義父がまたいらんこと言うてる。
今回の大阪行きも義母が病気(認知症)やから仕方なしに納得ということで来る義父。いやいや、貴方も認知症ですやん。二人とも病気!っていうのが理解できず、自分は十分まともだと言い張る。言い張るところが認知症やのに・・・・と思うが刺激してへそを曲げると困るのでスルー。ただ、そのうち、義母にお前のせいで大阪に行くことになったとか言い出すやろうなぁを危惧していたら案の定や。
認知症の義母を説得なんて無駄なので、話を変える。というか、この二人を説得するのは私の仕事やない。ここは旦那の仕事なのでそこに私は必死にならない。旦那が決めたことに従っています嫁を演じる。っで、
「お母さん、風邪引いていない?」と話を変える。あとは知〜らない・・・と。
認知症になった義母、それまでの”私が母親よ”という片意地をはることもなくなったので、私としては気を使うこともなく今のところ可愛げもあり接しやすい。可愛げというのは、認知症ゆえ近場に住み頻繁に顔を会わすようになるとどうなるかわからんとは思うが・・・。ただ、息子である旦那とも義理の仲。私は嫁なので義理の仲。血が繋がっていない分、キレイっていやキレイ。ほかの周りの高齢者の血のつながりのやらしさを感じずにはいられない今日このごろなので、その点、それがない分、やりやすい点もある。
まぁ、どちらにしても頻繁に顔を会わせともめ事も増えるであろうとは肝に銘じておく。
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