老いては子に従え。

旦那の両親、私の両親。
ともに健在というのはありがたいといえばありがたい話。

だが、ここにきて、
ドミノのごとくばたばたと手がかかる状況になってきた4人。

まぁなぁ、父親はともに80オーバー。
母親も私のほうは80手前、旦那の方は70オーバー。
最年長であるわが父はすでに脳梗塞から左半身マヒ。
ほぼ寝たきりになりつつあるが、
中身は元気そうで顔色もつやつや。
頭の中も外の世界と経たれてボケるか?と心配したが
ふっふ〜〜ん。これがどっこい。まだまだいける。
そして、この上ないのは可愛げがあるとこ。

人間、80も超えると
いや70を超えると可愛げがあるかどうかやわな。
その点、残す3人の可愛げはといえば疑問。

しょううもないプライドなんてくそくらえと・・・
私も可愛げのあるババになろうと決意する。

でけへんことを
正直に認め、
おまえだけやなぁ〜おおきに・・という83才の父の可愛げを見習えと
思う今日この頃。

私がいなくなれば困るのは自分と
自分本位ではあるけれど
おまえも身体には気つけろよ・・・と気遣う可愛げは涙もん。

老いては子に従えとはよ〜いうたもんで、
まさにその通り。

そんなこんなで
私は心ん中で優先順位を決める。
1番はお父ちゃん。
まずはお父ちゃん優先で余力をその他3人にと誓う。

当然、最優先のわが子3人はゆるぎなし。
高齢者相手も
本末転倒になってはならない。

あきらかにこれから先が長い
日本社会を背負っていく若人をまともに育てるのが一番大事。
いままで頑張ってくれたおかげで日本社会が動いたことの感謝とともに、
なるべく可愛げを持って残りの人生を楽しんでやと
その手助けには尽力を尽くす所存ではあるけれど・・・・と但し書きつき。

老いては子に従い、可愛げのあるジジババが有終の美を飾れる心構えと
えらい先生が声を大にして云うてくれはらへんやろか・・・?

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