昨日、ホームに出かけようとしたら高校Pの委員長から電話。2,30分話をしてしまうから予定より大幅に遅れて、寒空の中駅に向かう。何いうて地下鉄高井田からJR高井田中央駅へ上がる階段が信じられんぐらい風が吹き込んできて寒い。その上、JRのホームも空の下でおまけにここは15分に1本しか来ない(時間帯によったら20分に1本やったりする)から、電車が行ったあとはつらい。拷問のごとくの時間を過ごす。ホームまでは乗り継ぎがうまくいったらドアtoドアで30分のときもあるが乗り継ぎに下手こくと4,50分を要する。
そんな寒空の中、片手には前日に買った二人の下着が詰まったパンパンに膨れたエコバックと途中のスーパーで買った、みかんとまがりせんべい、そしてもう片方には私の鞄。気を抜くとへたり込みそうになる荷物。それらを抱えてホーム着。共同リビングで仲良くなったおばちゃん(同じく認知症)と3人で大きいテレビの前で談笑中の義父母。私の顔を見た途端、開口一番に「テレビが壊れたんじゃ」と口をそろえて言う。え~~~買ったばかりのテレビ、そう簡単にはつぶれんやろ?あのあほほどいっぱいある地デジテレビのリモコンの操作ミスやろ?と心ん中でつぶやきつつ、「ほんだら、いっぺん見てみるわ。」と私。「○○(旦那の名前)に電話して云うたんじゃ。夕方、見にくるっていうてたんじゃ」と義父。
いや~うちの旦那には直せんで!と思うが、ここは黙って「そうなん?いっぺん、私が見てみるわ」って3人で部屋に行く。有馬のお父ちゃんもよ~やる、地デジ以外の放送のボタンを押しているやろという予想通り、電源を入れたらBSの契約をしていないとかのメッセージが出ている。なので地デジのボタンを押す。テレビ、映る。「うわっ直った。みっちゃん、どうやったんじゃ?」と義父。で、このボタンやでと教える。
「○○(旦那)にテレビが直ったって電話しといたほうがいいかのう?」っていうから、「うん、しといて」って私。携帯電話の操作をようよう覚えた(それを教えたのも私)義父は嬉々として旦那に電話。「テレビ、直ったんじゃ!みっちゃんが来てくれて直してくれた!」というてる。テレビも直す嫁やで、ええ嫁、もらったやろ!とこれもまた自分で言うとく。
そして持ってきた下着の山を広げて、「これはお義父さんのん、こっちはお義母さんのんやで。」というと、義母は涙ぐむ。認知症になってからは可愛らしくなってはるので、「泣くことあらへんやん、箪笥にしまっておこか?」と二人で箪笥に収める。義父も嬉しそうに箪笥にしまっている。二人とも認知症にて父親じゃ母親じゃというえらそぶるところがこっちに来てからとんとなくなって、おかげでやりやすいし可愛げもある。
そうこうしたら、仕事帰りの旦那が到着。テレビの壊れた(壊れたわけやないけど)のを直すにはこうするっていうのを、旦那に説明する義父。「そんな、俺に聞かれてもわからんかったわ」とあっさり白旗をあげる旦那。テレビを直せるのはみっちゃんだけやで~覚えときやぁ~~とこれもぼそっと心ん中でつぶやく。
して、朝一、生協までにと、駅前の郵便局に行って義母の国保の引落手続きをする。顔なじみの局員さんで、先週の義父母の住所変更の一件も記憶してもらっているのでやりやすい。そのあと、次男の併願私立校の受験料を振り込みに南都銀行に行く。そこで中学Pの人と会う。同じく私立校の受験料振込に来てはる。すこししゃべる。この方は一生懸命動いてくれはる人やから私は快く話ができる。もし、これが例のぼんくら二人やったらスルーやな・・・今から、そのぼんくら二人の尻拭き作業をする予定。ほんま、なんで今頃、こんなことを私がやらなあかんねんと思ったら、怒りがふつふつとしてくるちゅうねん!!!いらん仕事増やしやがってって、お父ちゃんみたいにぼろくそ言えたら気分も晴れるが、なんせ、女相手に喧嘩はせん性質の(ちゃうねん、女は怖いねん。だから喧嘩、よ~せんねん。)私はぐっとこらえて、縁を切る。これが終わったら正真正銘、縁を切る!
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