金曜日、有馬に行く。
金曜日は特浴の日で昼食は部屋で食べる。部屋に行くとTVをつけて寝ている。この日は主治医から先日の担当者会議のときには結果がでてなかった検査結果を聞く約束をしていた。病室に入ってしばらくすると呼ばれる。本人寝ているし先にナースステーションに行く。
ちいさい胆石があるらしい。他にもいろいろ。ただ、心電図を取るのに脳梗塞の後遺症で折れ曲がった胸のところで固まっている左手が邪魔になってうまくとれなかったが、気になるところはあるが本人が何かを訴えるというわけでもないのでこのまま様子見るということになる。今の体力では手術するとかは無理であろうし、本人が痛がってどうしょうもないとならない限りは様子を見るしかない。
そんなこんなで部屋に戻ると
「来たんか・・・この前、怒ってもう来えへんっていうから来てくれへんと思ってた」と涙ぐむじじぃ。
そう、先週、娘と二人で行ったとき(正確には娘の彼氏も一緒。彼氏は駐車場で時間をつぶしていた。)いきなり、怒っていた。お正月前になると帰りたい気持ちを持て余して怒鳴る相手が私になる。私しか来ないから当然そうなんやけど。しまいに腹立った私は「わかった!もう今度から来えへんから、兄ちゃんに来てもらい!」って言う。でも、ご飯を食べ終わるころには別に普通に戻ったし、帰りしも次は9日な!ってご機嫌よう別れたのに、私が怒ったところだけが心に残ったのか、来てもらわれへんと困るから、
「えらい怒ったから来えへんと思って・・・・・・」
「しょうもないこというからや!」
となる。
帰ったら娘が
「今日もじいちゃん、怒ってたん?」って聞く。
「ううん、今日はこの前怒ったからもう来えへんかと思ったって泣いてた。」
「子どもやなぁ・・・」と娘。
そんなんで一昨日の金曜日は、穏やかに過ごして山を下りる。
まぁな、帰りたいと気持ちはわかるけれど、どないもこないもできまへん。
コメント
しゃあないけど…解るけど…辛いなぁ…