いらつく義父。

義母の病気(認知症)が治れば家に帰れると思っている義父は最近イラつき気味。ちょっとした義母の動作に注意および叱咤する。そして義母はこそっと私に「お父さんはすぐあんなこというじゃろ?私もひがみたくなってくるんじゃ、みっちゃん」と言う。「ほんまやなぁ、知らん顔しとき。」と私。

 

妻として母としてできて当たり前のことを要求する。とてもささいなことなんやけど、そのささいなことができないようになっている義母はいちいち小言を言われるのは苦痛。義父も認知症にて義母の状況を理解しろというのは無理な話とは思うが。認知症でなくても、男というものは嫁さんがそうなるとそれをきちんと受け止めるのがなかなかできないらしい。たま~にそれをきちんと受け止め献身的な介護をしはるご主人もいてはるようやけど、そういう人は稀なんやろうなぁ。

 

先日、それ、またもめる原因になるでと思ったポケットアルバム。「これがなくなると警察を呼ばなあかんのんじゃ!」というていた義父。案の定、そのポケットアルバムを持って「助けてぇ~」と部屋から飛び出してきた義母。それを追いかける義父ということがあったらしい。義母はさみしいねん。義父が大切に思うもの(一人息子もそう)にやきもちを焼いてみたりするわけや。大切なものなんやからどこかになおしておこうと思うわけや。それが義父にはまたどっかにかくした!になる。

 

義母の義理の兄への妄想はワーカーさんの中でもいったい何があったのか?と思われている。私も思うが・・・スイッチがはいるとその義理の兄が出てきて怖がる、挙句の果てに義父のことを義理の兄に見えて怖がったり、誰もいないところを指さしてあそこに隠れていると言ってみたり、かなり妄想がひどくなってきている。義理の兄に見られて怖がられる義父もたまったもんではないといえばそうなんやけど。一番信頼しているはずの義父のことをそう思ってしまうところの義母の深層心理も気になる。

 

義母の妄想は薬を変えてみることで多少なりとも改善できないかお願いしてみた。

 

 

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