衝撃の事実!

先日、義父母と散歩に出かけた。義父は毎度のことながら一人さっさと歩く。義母とは腕を組むか手をつなぐかして、ちんたらちんたらしゃべりながら歩く。そこでのこと。

 

「みっちゃん、おかあさんってホンマありがたいものなんじゃ。」としゃべり始めた内容。うっそ~~~初婚とちゃうかったん?って事実。義母は旦那が9歳だか10歳だかのときに後妻さんとして義父と結婚している。子連れでもなくの結婚だったので初婚とばっかり思っていた。今のいままで。義母が初婚かどうかなんて気にもならなかったから。

 

いや、3年ほど前、義母の言動がどうもおかしい・・・認知症?とは思うものの決定打がなく、小さいことがちょこちょこ起こっていたとき、今後のためにもと、義母と旦那の戸籍上のつながりを調べておく必要があると旦那の戸籍謄本を取り寄せた。旦那の20歳の誕生日のあと、養子縁組をしていることが判明。そのときに、旦那には義母は初婚?とははっきりとは尋ねなかったが、それらしいニュアンスの話はした。そのときにはうんともすんともなかった旦那。まぁな、人の言葉の裏まで読み取れる性質ではないので・・・・

 

なので、てっきり旦那も義母は初婚だと思っていると思っていた。初婚とちがうかった!という衝撃事実を知ったあと、ホームをあとにしてすぐに旦那に電話した。こうこうで初婚とちがうかってんでぇ~~とこの衝撃ニュースを伝えたら、うん、そんなこときいたことがある・・・って何とも頼りない返事。まぁ、だいたいがいつもこうなのだけど。自分の親のことやのに・・・そして、子どももいてるとかっていうてたような、ちゃうかったかな・・・とまでいう。だから、何回もいうてる。認知症になった義母のことを全面的にサポートするのに、私たちがどこまで私たちだけの判断で手を出せるか?仮に養子縁組していなかったら、義母のお金を使ってホームに入居させるにも義母の兄弟に了解を得やなあとでもめる可能性がある。旦那が戸籍上どうであろうと俺のおふくろじゃ!と(そんなことを言うてほしい義母)という思いがあるなら別やけど、そんな思いもないのに。中学高校と思春期の一番親がうっとおしい時期に一緒に住んだだけなのでそこまでの思いがないのもわからんでもないが・・・・・・

 

子どもがいてたらその人に連絡して今の状況を知ってもらわなあかんやん!とはいうが、まぁ、それはないわ。義母の話の中にはいまだかつて子どもを産んだという話はない。その衝撃の事実のときも「子どももいてないんじゃ、そんなとこに戻らなくてもいいってお母さんがいうたから、何もかもおいて出たんじゃ・・・」というていた。今度は義母の戸籍謄本を取る必要があるのか?もぉ~~ほんまややこしい。ややこしい関係ならややこしくてもかまへん、子どもである立場のわが旦那、もっとちゃんと把握しとけよと思う。

 

義母といえば、旦那に”おふくろ”と呼ばれたくて、その願望が妄想となりいろんなエピソードを聞かせてくれはる。それを旦那に確認するとそんな事実は一切ないと軽く切る。先日の義母の誕生日。おふくろ、誕生日おめでとうって電話でいうたったら喜ぶでぇ~と云うてみる。

 

すると、旦那はおふくろっていまどき誰も呼ばんやろ!?ってことで却下しよった。別にええねんけどな。みっちゃんの株は上がる一方やから。しかししか~し、ここ近年、私にとっては衝撃のニュースやわ。徘徊して警察沙汰や泥棒騒ぎでパトカー10台呼び寄せた事件より、衝撃やった。

 

そんなこんなで認知症になった義母からは私が知らなかった事実がぽろぽろ出てくる。おもろいような、怖いような・・・・・・

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