生保のお祝い一時金に振り回される。

受け取るもののことは覚えているようで、義母名義の保険で今年はお金がもらえるはずや!と証書を見てくれと言われてホームから帰ってきた旦那。自分の父親の性格、一つのことが気になるとそればっかりという性質を理解できていない旦那はそんなことをすっかり忘れる。

 

夜10時に旦那のスマホがなる。義父から。いつも9時には寝ているはずの義父や。気になって寝るに寝れんかっての電話。

 

証書はあったか?というている。

あるわいな!私が保管しているねん。どこぞのおばあさんみたいに夜な夜な隠したりはせぇへん。と心の声。

こういう手続き関係、またそれにまつわる証書に書かれている内容を把握するとかって超苦手な旦那に内容を説明し、再度、旦那から義父に電話。説明しているが説明している旦那も100%自分が理解しているわけでもないので説得力にかける。

 

そして、今朝、6時半に旦那のスマホがなる。義父から。昨日と同じ質問。

げっ昨夜のこと覚えていないのか理解できていないのか、証書はあったか?とは認知症度パワーアップ!旦那はといえば、実の親にてぼけぶりの進歩を認めたくないのか、昨日と今日と2回説明したから親父もわかったと思うって。

わかるか!また聞きよるわ!とは私の心の声。とりあえず、今日、ホームに行ったときにケアマネさんに昨日からの様子、伝えておくからと言うとく。2月に入ったら介護度の区分申請をかけてもらうことになっているので情報は伝えておかな・・・・

 

さっき、その生保の契約内容を把握するため生保会社に電話。昨日からの義父の電話を伝える。結局、この保険は来年の秋に満期になる。今年の夏前に最後の年払いの掛け金を支払って秋に一時金をもらう。それもこれも義母の成年後見人の手続きを完了させやな、どないもこないもできん話しで、今は宙ぶらりんの状況。

 

固定資産税や別のガン保険の支払を滞り、督促状が来たことはわざわざ言うていないが、そんなことはすっかり頭からないのに、なぜに一時金のことは覚えている?

それを覚えているから旦那は一縷の望みを持ってしまう。親父はまだ大丈夫・・・と。

昨年の夏ごろの義母は今の義父の状況。そこから一気にアルツハイマー道を下っていく。いまじゃ、苗字の漢字も忘れかけているちゅうねん。でも、キャッシュカードの暗証番号は覚えている。義父は忘れているが。

 

有馬のお父ちゃんみたいにすべてを私に委ねてみはったら悪いようにはせぇへんのに。週1回の面会も3年間欠かしていないし。病院代もマンションの固定資産税も維持費もそして確定申告も滞ることなく処理しているちゅうねん!

 

入れ歯もお父ちゃんはポリデントをいれた容器にちゃんと納めて寝てる。義父は歯磨きをして外して封筒に入れて寝る。なんでやねん!ポリデントや入れ歯容器を買うお金はないんか!とも心の声。

 

ま・・・・お金、貯まるわな。いつ使うん?

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