ゆるゆる・・・

世間を賑わしている、高齢者行方不明。
昨日、有馬の父もが
「あれやなぁ、お前んとこ(わが町のこと)わややなぁ。」と。

ここ2週間ほど、不明熱と発疹で
寝たきり生活を余儀なくされた父だが、
頭は健在なようで
TVから得るネタはなかなか的を得ている。

「やろ〜〜
あほぱっかりや。
ええ加減な仕事でもどこからもお咎めなしやで。
小市民はやってられへんよなぁ〜〜〜〜」と80超えた父と文句たらたら。

ていうか、70代の子どもが親の行方知らずとはどないなってんねん?とも思うが。
神隠しにおうたか?
はたまた拉致か?
姥捨て山か?
姥捨て山には
私もココロ痛む点がある。
毎週のように足を向ける有馬も山やしなぁ。
エアコンが効いて
過ごしやすい部屋で
ヘルパーさんにお世話していただいて、
熱を出せば、看護婦さんがすぐそばにいてくれるという状況ではあるが、
ある種の姥捨て山か?と
父以外にも同じようにいてはるよそのお年寄りを見て(父も含めて)
ふと頭をよぎる。

高齢化社会にどっぷり足をつっこんでいると、
これはほんまに大きい問題やでと思うわけやし、
わが身を振り返り、わが身に置き換えると
末恐ろしい・・・

そして、足元をみると
下は中2という我が家のお子たち。
やつらの将来も案ずるわけだ。

昨夜、うつらうつらとしているときに
TVで古田敦也氏が言うてはったこと。
「どんな逆境にあっても知識がある人は頭の中の引出からそれを取り出して
乗り越えていく」と。

私が常日頃、子ども達にコンコンと説いていることを云うたはった。
思わず同感!とうなずいた。
子どもには逆境に立ち向かっていける根性と柔軟性をつけてやらなぁ。
自分で考える力よなぁ、
そのためにはやはり今は基本的知識を身につける。

てことで、
わが次男の高校受験を成功させるプロジェクト第2弾。
チェックシートを作成。
一日にやるべきこと、やったことの確認作業。
行動を形にして認識させて達成感を味わせるのが目的。

仕事以外にも有馬行きなどなど、
家を空けることが続くと目が行き届かない。
小学生やあるまいし
自主的に自律できやないかんのだが、
只今それを確立しつつある状況。

長男のようにすでに自律心が確立しているやつはほっておいても
自分の頭に中にチェックシートを作っている。

わが身の行動についての確認作業をきちんとしていたら
行方がわからない高齢者などでてこず、
個人情報云々で踏み込めない状況があるなら
それを問題提議して改善策を模索できたはず。

ゆるゆるなある種閉鎖的な団体(行政やけど)に入りゃ(就職)ラクやけど、
どうなんすか?って思う。
「アンタなら軽く小中学校の先生にはなれるで?
どう、教育大学って手は?」と長男に振るが
「公務員はええわ[びっくり]」と却下。

アンタみたいにキチンと物事を押さえていかな気がすまん性質には
あんなゆるゆるな社会はストレスたまるわなぁ、やめとき・・・・

社会に出て行く子ども達に
そんなゆるゆるでは許されないことを教えるべき先生もゆるゆるなわけで、
どうなんすか?

先生にもチェックシート作ってさしあげましょうか?と思う今日この頃の私。

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