会計士さん

長堀の職場では、私は経理も担当している。
月一で会計士さん(たぶん私と同年代の女性)がやってくる。
入社して10ヶ月だが、会計士さんにお会いしたのは昨日で3回目。

経理っていったかて
会計ソフトに入力していくだけ。
それでも最初のうちは給与計算(社保等の振り分け)が
難しく
会計士さんが来はったあとの出勤がドキドキ。

私の机に会計士さんのダメだしメモが置いてあるから。

ここ2,3ヶ月はそんなこともなく
ダメだしメモがなくほっとする。
わかるようになるとそない大して難しいことではないってことだ。
まぁ、慣れですわ。
去年のリーマンショック以来、徐々に業績が下向きになっている様子で
ここに来て、
いよいよ気合を入れ直さなって状況らしく、
経費節減等見直しをしたほうがいいと
会計士さんに説明をされているわが上司。

私がちょっとした打ちまちがいの入力まちがいがあったものの
キレイに処理していますとお褒めをいただいたあとのこと。

とても穏やかに優しげなのだが
ちょっと早口の会計士さんは
結構、厳しいことを云わはる。
これがプロってもんよなぁ〜とそろ〜と聞いてる私。

会計士さんが持ってきはる
会計事務所の冊子があって、
それに目を通しながら耳だけダンボ。

その冊子には
営業での接待飲食は会議費で落とすと。
その際、人数を記名とそんなことが書かれてある。
正確な数字は忘れたが
会議費としての大体の目安の金額も書かれてあった。

そうよなぁ。
会議費名目で考えなしで使ったらあかんわなぁ〜

と思いつつ、

去年のわが子の小学校の一連の事件を思い出す。

あの発端は5年前に接待費でマイナスを出して
その分予算を上げるなんて
とんでもないことをした当時の会長なのだ。

それを、赴任したての会計を担う元教頭に
示唆した。
「接待費でマイナスが出るっておかしいですよね」という私の
遠まわしに
ちゃんと管理してやという言葉。
公務員であるなら、公費に対する意識はきちんとしてはると信じての言葉。

それに対して、
「マイナスになったもんは仕方ない」との返答。
鼻でふっと笑うというオマケもついていた。
そんなオマケいらんしぃ〜

私は思う。
あかん、このおっさんはあかんと。

まぁ、このクダリは去年、その元教頭に云うたが覚えてないとぬかしよる。
どっちにしても公のお金に対する意識がなってなかったというのは
彼の言動を見れば一目瞭然で
私がこいつはあかんと思ったのが正解やったということを
本人にも云わさせていただいた時には、真っ赤になって逆キレをしてはった。
そんなことをいう私もどうかと思うが、
いや、あの時点でこの元教頭が公のお金にきちんとした意識があるならば
あの事件は未然に防げた可能性もあるわけで、
そこのところの責任所在を感じろという話。

昨日の会計士さんなら
物腰は柔らかいがもっと厳しいことを云わはるであろう。
私は人間が出来ていないから、プチとキレてシャウトするが
私以上に人間ができていない元教頭は
私以上にシャウトするという全体の奉仕者であるはずの公務員のとして
資質がないのも甚だしい。
私は公務員でもなく
たんなるそのへんのおばはんという立場なのに
私と同じようにシャウトするかぁ?
そして、ヤツは現在、別の学校で相も変わらず管理職に就いている。

また
公立の小学校で接待費という項目があるほうがおかしいという話から
その項目を食料費に替えてきはったのだ。
私はぶったまげた。
食料費という名前のセンスのなさ。
おまけに、名前を変えたらそれでいいと云わんばかりの
本質的なことがなにも理解できていないという事実。

ちゃうやん。
中身を確認してどういう使い方をしてたのがあかんかったのか
それを見直さな意味がないやんと云いたかったが
何をいうても話を理解できん馬鹿さ加減に
面倒くさくなった。

それでなくても
たいがい面倒くさいことを
何の得にもならず
ただただ間違ったことを正そうやと言う気持ちだけで
あちらこちらからは影口をたたかれているという状況だったのだ。
まぁ、それも覚悟の上やからええねんけど。
いやはや、覚悟するっていうほどの大げさなことでもない。
云いたいことは云うべし。
私は私なのだというスタンスなので陰口は別にどうでもよく
痛くも痒くもない。

あの校長室という密室で繰り広げられた
数々の会談で
私は
あほなおっさんには何をいうても無駄だということを得た。

ぶったまげたのは
そう、今年度の予算案をいやみかよ〜っていうような内容に変えて
出て行くという、
クラスに一人はいてるそこそこ勉強はできるがやたら嫌味ったらしい子供かと
疑いたくなる。
飛ぶ鳥後を濁したというわけだ。
ていうかなぁそれで出きるならわがが使ったお金、返せって話やん。
ていうかなぁそんな低脳なことをしていることするわかっていないことに
笑えた。

とまぁ、そんなことを思い出した会計士さんのお話。

そうよなぁ〜世間はそんなに甘くないのに
なぜにああも公務員という職業は身内に甘いのであろうかと
公示日を迎え
外をセミのごとく煩く走り回っている選挙カーに思う。

公務員って全体の奉仕者っていうのが前提なのだよ。
わかってるのかなぁ。
全体というのは国民だぜ。
国民の税金で生計を立ててるならもっと謙虚になってもらわなあきまへんなぁ。

子供の喧嘩かと云わんばかりの麻生さんと鳩山さん。
もう〜どっちもどっちやがな。
冷やかしのようなわけのわからん党も出現するし。
遊びかよ〜〜って思うわが国。
国をひっぱっていくいわゆる公務員でもトップクラスの連中が
これって
そりゃその下の地方公務員もああなるわなぁ。
どっちを向いても煮ても焼いても食えんやつばっかり。

折りしも、
大阪府の学力が公表された。
全国平均を下回る大阪府。
その大阪府を下回るわが町。
ため息がでるわ・・・・・・

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