目の中に蚊が飛ぶ

飛蚊症とはよく云ったもん。
ほんま目の前を蚊が飛んでいるかのごとくやもん。

左目は糸くずのような感じで浮遊していてあまり気にならないが
右目の蚊は
網膜はく離をやったいわゆる後遺症というヤツ。

それまでは右目も糸くずやったのが
最初のレーザー手術のあとは満天の星空のごとく
無数の点が目の中にあった。
こんなん、絶対、これで済むはずがないと
病室の白い天井に満点の星空を浮かべながら思ったとおり、
ほれみてみいな、とんでもなくラジカルな手術になったやんってもん。

そのラジカルな手術の後は
満点の星空は改善されたが
蚊が飛ぶ。
かなり大きな蚊が飛ぶ
体調が万全のときは、その飛び方も遠慮がちが
疲れがたまってくると
思わず手で叩いたろかと思うぐらいはっきりと蚊が飛ぶ。
てか、ほんまもんの蚊が飛ぶようになってきた
今日このごろ、わけわからんしぃてな状況。
どれがホンモンの蚊?と・・・

ちょいとやばいなと思い、
片目ずつ目の見え方をチェックする。
右目の左下にある視野欠損も後遺症ってやつ。
この視野欠損具合を確かめる。
これが動きだすと剥離やん。即病院やと思いつつ確かめる。

こんな話を長男にする。
「目の中を蚊は飛ぶ、視野は欠損してる。
こう見えても母さん、後遺症ってやつに苦しんでるねん」と
苦しんでるとはだいぶん語弊があるが云うてみる。

「ふ〜〜ん、そうなん?
でもそんな風には見えんで」って
「苦しんでるって感じには見えんなぁ」と
(いや〜別に苦しんでるってわけやないねんけど)
そういえば、網膜はく離の2年前にも右目を手術したが
当初、頻繁にメールのやり取りをしていたマイナス思考の知人に
「精神的には健康そう」と云われたのを思い出す。

私の信条は「病は気から」やもんなぁ。
その知人とは正反対のポジティブシンキングやし。

「そりゃ〜そうやん。そんなこといちいち云うてられるか?
そんなこといちいち聞かされてもかなんやろ?
あんたらにはどないもこないも出来ん。
母さんにもどないもこないも出来ん。
まぁ、事実として、今は言うてるねん。」と。
mixiの網膜はく離のコミュニティに参加して
ロムってるが、人それぞれ。

闘病と称する人もいて、
へぇ〜闘病やったんや、私の網膜はく離。
自分の病気をそないたいしたことないと思う能天気な私は
闘病やて、闘病〜〜闘病〜〜♪て思ってもうた。
コミュニティに参加したのは
いろんな状況を知って、今後の対策に役立てようというものだった。

なんせ
病か気から・・・
なので、

再発してあのラジカルな手術をするのは別にええねん。
あの痛さは我慢するが、
入院するのがかなんやん。
術後3ヶ月は安静にしやなあかんのがたまらんやん。
そんな暇ないしという思いで、
頼むから私の網膜、剥離しやんといてやと願う。
まなぁ、再発するかもっていうのをもう一つ抱えてて
よくもまぁ子供3人も生んだなぁっていう私の身体なので、
逝くときは逝くとして日々精進やん。

っで、せっせと家庭運営における事務処理の必要事項を
整理する。
遺言状までは書かんが、
(書くほどの遺言がない)
どこの銀行に何がどうなって
年金手帳はどこにあるとか
突然のことに備えるという私。
こんなヤツは細々と長生きしよると友達に云われながら・・・

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