認知症を認めない親父。

またも暗礁に乗り上げてしまったわが旦那。大阪行きを拒否の親父は「自分は認知症でないから行く必要がない」ときた。そして、挙げ句の果てにおかんまでもが「私は認知症でないから二人でここでやっていける」と言い出した。たぶん、これは親父がおかんに「お前が認知症やから大阪に行かんならんのんじゃ!」というたであろうと想像する。いままでそんなことを言ったこともなく、「お父さんが行くならどこでもいい」とさえいうていたおかんが急にそんな電話をかけてくるあたりおかしい。

 

「最近のおかんは電話にでてもすぐに親父に代わる。話していてわけがわからんようになるのが嫌みたいや」とわが旦那がいうてたぐらい。たしかにそう、自分に自信がなくすぐに義父に聞いたり、代わったりする。そんな義母が自ら電話をかけてくるのがおかしい。義父に責められたにちがいない。

 

認知症でないという人ほど認知症やのに、墓穴をほってどうするねん!年相応の物忘れをしはる人はそれをちゃんと自覚してはる。それができないってあたりが二人して認知症や!だが、認知症相手に常識的かつまともな話をしても通じるわけがない。まぁ、ここの交渉は何回もいうが旦那担当なので私はちょっと離れて見ているし、自分の親でない分、気も楽。

 

旦那は自分の親父にかなり手こずっている。遠距離でさえこの状況。間違ってもあり得へんけど、同居なんてした日にゃ、気狂うにちがいなわが旦那なのだ。

 

そして、認知症でもないのになんで毎日ディに通えてる!って話。介護申請もちゃんと通っているしな。それもどちらかというとまともです!というアピールをしてのこと。パトカー10台呼ぶ騒動を起こしたこともいまだ理解できていない二人。近所迷惑も甚だしいねん。社会生活がきちんとできないという状況を認識していないあたり、立派な認知症でございます。

 

なんせ、初めて地域包括センターの人に会ったときも、先日の老人ホームで相手が名刺を出すと、「変わった名前なんです」といいながら、自分も名刺を出すという義父。ちゃうやん、その名刺はうちの旦那に出してはるねん。それに変わった名前はすでに知ってはる。おまけに名刺を出すべきわが旦那は邪魔臭いのか慣れてないのか名刺を持って来ていないのか出さない。私が作った名刺出せ〜〜〜と思う。なんやったら私の名刺だそか?とも。せや、今度からそうしたろ。認知症の義父が出すねんし私が出してもなんらおかしない。

 

だいたい、80になって別に仕事もしていない身でその名刺は社会的にどういう意味がある名刺やねんって話で、この辺りが自分の認知症を認められない所以。しょうもないプライドは捨てろって話や。そんなプライドは糞の役にも立たへん。親としてのプライドを保とうや。それは老いては子に従えってことや。潔く子に従う親こそ親としてプライドを持っているということとちがうんか!

 

そんなこんなも認知症の人にいうても理解できるわけもなく、「何いうても理解はでけへん。えらいことにならんうちに強行に連れてくるしかないで!」と旦那の背中を押す。表立っては私は動かんしな。そのかわり、男手ででけへん細かいことはする。

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